先月乃木坂46に新加入した林瑠奈(はやし・るな=16)が、同期や先輩とのエピソードを明かした。坂道研修生としての期間を経て、先月ナゴヤドームで行われた8周年記念のバースデーライブでお披露目。舞台裏では「すてきな時間」を過ごしていた。【横山慧】

初々しい笑顔で自己紹介する乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)
初々しい笑顔で自己紹介する乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)

乃木坂46の推しメンは松村沙友理(27)、堀未央奈(23)、伊藤理々杏(17)、掛橋沙耶香(17)だという。掛橋は同期だが、「すごい好きなんですよ。自分と違うところがあるから。すごいかわいい」と話す。

林はじめ新加入した5人は、18年11月に先に加入していた掛橋ら4期生11人に合流した。1年3カ月の経験の差は決して小さくはないが、バースデーライブの舞台裏で、掛橋と早川聖来(19)が新4期生5人の控室を訪れたという。

「私たちはどうしても敬語になっちゃうんですけど、『同期って思っているからため口でいいし、全然硬くならなくていいよ』って言ってくれました。なんと掛橋さんとは連絡先を交換し、ツーショットを撮り…。すてきな時間でした」

笑顔を見せる乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)
笑顔を見せる乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)

バースデーライブでは、円陣にも参加し、先輩たちにあいさつした。「対角線上に立っていた堀さんと目が合ったんです。勘違いだと思ったんですけど、確かに3秒くらい合って。それをかてに頑張ろうと思ったんです」。翌日の公演前、メークルームにいると堀が入ってきたという。

「鏡越しにゼッケンに書かれた『つちへん』が見えて、これは堀さんだ、と思っていたら、トントンと肩をたたかれたんです!『(林が)推しメンだよ』って言ってくださって。『いえ、こっちがですよ!』って思ってびっくりして。『今日よろしくお願いします』とあいさつしたら、『頑張ってね!』って言ってくれて。めちゃくちゃうれしかったですね」

乃木坂46としての活動は始まったばかり。今後も同期や先輩たちとコミュニケーションを深めていく。

乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)
乃木坂46の林瑠奈(撮影・横山健太)

◆林瑠奈(はやし・るな)2003年(平15)10月2日、兵庫県生まれ。神奈川県出身。18年8月に坂道合同オーディションで合格するも、グループ配属に至らず坂道研修生として活動。キャッチフレーズは「負けるな、しょげるな、林瑠奈。今日も1日頑張るな」。特技は白目と、自転車の押し走り。163センチ。血液型O。

(3月10日付紙面に掲載したものです)