乃木坂46柴田柚菜(18)が、10月26日から3日間東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで開催される「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」への意気込みを明かした。強い決意を持ってアイドル活動に臨むと決めた18歳の1年。bayfm「金つぶ」(金曜午後7時)で初のラジオレギュラーにも就任。加入3年目、ブレーク間近の新星だ。

姿勢の美しい柴田柚菜(撮影・中島郁夫)
姿勢の美しい柴田柚菜(撮影・中島郁夫)

発売中の最新シングル「君に叱られた」から、柴田ら4期生がアンダーメンバーに初加入した。同シングル収録のアンダー楽曲「マシンガンレイン」ではフロント(ポジション最前列)に選ばれ、センター寺田蘭世(23)の脇を固める。もともと乃木坂46のファンで「あのアンダーライブのパフォーマンスを自分ができるのか、という不安はありました」と振り返った。

「マシンガンレイン」のMVではクールな世界観で、キレのあるダンスも披露。「待ち時間があるとすぐ練習していました。4期生はまだ細かい振り付けをそろえるのが苦手な部分があって。特に隣にいることが多かった(阪口)珠美さんからたくさん教わりました」と明かした。

同シングルをもっての卒業を発表し、最後の「アンダーライブ」参加となる寺田からは、洋服のお下がりをもらったという。「みんなにくださったんです。私も2着いただきました。すごい優しいお姉さんだなって思いました」と笑顔。「この先も先輩方が卒業しちゃうことがあると思うんですけど、やっぱり乃木坂らしさを受け継いでいかないといけない、と思いながら蘭世さんの背中を見ていました」と明かした。

笑顔でピースサインの柴田柚菜(撮影・中島郁夫)
笑顔でピースサインの柴田柚菜(撮影・中島郁夫)

「『乃木坂らしさ』が何なのか説明するのは難しいですけど、分かりやすい部分で言うとダンスの振り付けです。教えていただく人が違ったりして、もともとのダンスと変わっていっちゃうことがあるので。細かいところは長くいる先輩方から教わらないといけないと思いますし、やっぱり変えたくないです。自分が好きになった乃木坂の真ん中の部分なので、しっかり受け継いでいきたいです」

11月で加入3周年となる。「少しずつ、素の自分が出せるようになったのかなぁ、と思います」。憧れは3期生の山下美月(22)という。「結局、私の理想像は美月さんなんです。顔も、中身も」と明かした。地元千葉のラジオ局「金つぶ」のレギュラーなど、個人の仕事も増えてきた。

「今年に入って誕生日を迎えた時に、この18歳の1年はアイドル人生の中で一番大事な年だぞ、と思って。ここで頑張れなかったらもう終わりだ、ぐらいの気持ちです。それも遅いと思うくらいで、ちょっと焦ってる部分もあります。でも焦ったところで何も変わらないので、小さなことから1つ1つ全力でやるって決めていています」

初のアンダーライブを経て坂を駆け上がる。「まだまだ言葉で感情を出すのは苦手なので、パフォーマンスに感情を乗せてお届けしたいです。ライブが大好きなので、うれしい言葉をいただけるように頑張ります」と意気込んだ。【取材・構成=横山慧】

アンダーライブへ意気込みを見せる柴田柚菜(撮影・中島郁夫)
アンダーライブへ意気込みを見せる柴田柚菜(撮影・中島郁夫)

◆柴田柚菜(しばた・ゆな)2003年(平15)3月3日、千葉県生まれ。18年11月加入の4期生。愛称「ゆな」「ゆんちゃん」。160センチ。血液型A。