ネクストスターをいち早く応援＆発掘する“サキドリ”新企画「咲ドル火曜日」が今月からスタートします。毎月、第1週はNMB48による「アタックNMB48」。研究生からチームBIIに昇格した新澤菜央（21）と、売り出し中の研究生横野すみれ（18）が軸になって、担当していきます。初回は、5日の結成9周年ライブ（大阪城ホール）を控え、先輩の川上礼奈（24）東由樹（23）上西怜（18）に歴史や秘話を聞いた。

新澤菜央（左端）横野すみれ（右端）に、９周年の歴史を伝えた先輩の川上礼奈（中央）東由樹（左から４人目）、上西怜（撮影・奥田泰也）

10年10月に結成されたNMB48。5日は大阪城ホールで9周年記念ライブを開く。1期生も川上礼、吉田朱里（23）白間美瑠（21）の3人となった。その川上も8月に卒業を発表した。

★川上礼　9年ってあっという間だな〜。今は6期生とかドラフト生とか、新しいメンバーが増えて、パワーアップしてるグループになってるんじゃないかな。

結成時、1期生は26人。山本彩、渡辺美優紀らがグループを引っ張った。

★新澤　山本さんの話を聞かせてください。

★川上礼　初めてさや姉（山本）を見たのはオーディション。控室にたくさんのメンバーが集まってて、1人だけ部屋のはしっこで、食い込むくらい壁に寄り添ってて「変な人がいるな」って。当時、NMBはオーディションの密着番組があって、ダンス審査でバチバチにかっこよく踊ってるのと、すごい美声で歌ってるさや姉を見て「壁の人だ」ってギャップを感じました。後になって「なんで（壁に）めり込んでたの」って聞いたら、人見知りで緊張してたって。みるきー（渡辺）は表情、ダンスの踊り方と、本当にアイドルだった。

山本は昨年11月に、渡辺は16年8月に卒業した。

★川上　NMBを引っ張ってくれてたので、この先大丈夫かなって不安だった。「『さやみるきー』がいなくなってダメだ」って言われないように頑張りたいって思っていました。

1期生ならではの思いがある。白間は2月発売の「床の間正座娘」に続き、最新シングル「母校へ帰れ！」でもセンターを務めた。

★横野　美瑠さんの話もお願いします。

★川上礼　プロ意識がすごい。みんなが帰ったレッスン場に残って、頭（最初）からまた曲を通したりとか、自分に厳しいところがすばらしい。それができる美瑠だからNMBのセンターに立っているんだなと思う。

2期生の東は「ゆきつんカメラ」と題して、メンバーの写真を撮り続けている。レンズを通して見るNMB48は…。

★東　マイナスなイメージじゃなくて、プラスのイメージがいっぱい伝わる写真が撮れる。みんな、ほんまにかわいい。

5期生の上西。姉は1期生で主力メンバーだった恵（24）。姉はAKB48グループきっての「美乳」と言われていた。自身もグラビアで活躍している。

★川上礼　怜ちゃんのおっぱいもすごいよ（笑い）。

★上西　いやいや。でも年を重ねるごとに（姉と）比べられることが増えていったんで、その分頑張らないとなって思っています。

先輩からグループの歴史を学んだ横野と新澤。2人もNMB48を支えていけるようにと意気込んだ。

★横野　6期生として入って1年半。去年、8周年ライブに出させてもらったときは余裕がなかったんですけど、去年よりパワーアップした姿を見てほしい。

★新澤　私も1年半。一番下の世代だけど、NMB48を支えていけるようなメンバーになりたい。

川上礼奈（右）にインタビューをする新澤菜央（撮影・奥田泰也）

＜Re：Complex　12月ワンマンライブ＞MBSテレビ「関西発！才能発掘TV　マンモスター」から生まれた男女混合ダンスボーカルグループ「Re：Complex」が、12月15日にクール・ジャパン・パーク大阪WWホールで、2周年記念のワンマンライブを開くことが決まった。初の2回公演ワンマンライブで、事務局は「今回は二面性が楽しめる内容となっている」とアピールする。グループは、8月30日に大阪・なんばHatchの単独ライブで、開催条件だったチケット1000枚売り上げを達成し、新たな挑戦が決まっていた。