「カーヴィーダンス」考案者のトレーナー、樫木裕実(52)が、「女性自身」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の光文社に損害賠償と謝罪広告を求めて東京地裁に提訴する。「腹心スタッフも激怒した 銭ゲバ仕打ち」(16日発売6月30日号)と題した記事で、提訴を前に樫木は日刊スポーツに心境を告白。今日26日には「WEB 女性自身」の記事削除を求めて仮処分申し立ての手続きを取る。
同誌では、「被害者」に位置付けられた腹心スタッフも樫木をかばった。中目黒のスタジオからのトレーナー、ミコさんは「樫木さんは1を聞くと、10の答えを返す熱心な人。その人間性にほれ込んでついてきています。なのに、こうしてトラブルに巻き込まれていく姿を見るのはつらい。前回(女性オーナーとのことも)も根も葉もないことで、憔悴(しょうすい)していました」と熱弁を振るった。
27年間の付き合いになるトレーナー、リサさんは「銭ゲバ疑惑」を強く否定した。「仕事熱心で厳しく、怒られることもありますが、それは誰にも平等にです。お金には無頓着で、ブランド品はもたないし、車もないし、高級レストランにも行かない。一方で、私が用事で樫木さんに電話すると、『電話代がもったいないよ』と言い、かけ直してくれる。そんな人です」。
同じく27年間のパートナー、庭山さんは、ヒロミのスタジオから独立した際に浮上した印税問題を解説した。「私も樫木も、ヒロミさんの会社の社員でしたが、樫木の本が大ヒットし、ヒロミさんの提案で独立した時点では、印税はまだ入っていなかった。後日、いただいたのですが、そのタイムラグで騒ぎになりました」。
樫木自身、「経営は向いていない。お金の計算も苦手です」と言い、渋谷のスタジオも昨年10月、代表の座を現代表の山本元氏に譲っている。山本氏は「この提訴をきっかけに、本当の樫木の姿を知ってもらえれば」と話している。【取材・柳田通斉】



