女優井上真央(28)が14日、東京・渋谷のNHKで、主演を務める大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)の最終収録を行った。

 収録後の会見では、共演者やかかわった「携わった全ての人に感謝します」とあいさつ。演じたのは何かを成し遂げた偉人ではないことに「きらびやか姫をやってみたいと思ってましたが、私らしいかな」と笑顔を見せた。

 だが、1年2カ月の収録をふり返り「厳しい意見もありましたが」と語ると涙を流し、声を詰まらせた。「主役として自分ができることは何かなと毎日考えていました。でも、私にできることは、誰に何を言われても堂々と立っていること。現場でバカを言って笑っていることぐらいかなと思ってやっていました」。

 また、不安や、葛藤、体調を崩したりしても「これだけの歳月をともにするとみんなにばれてしまい、察知してくれた人たちが声をかけてくれ、一緒に頑張ろうと言ってくれました。大変な時こそ人の優しさが感じられるなと思いました」と語った。さらに「こんなに自分自身が成長できた作品はない。他人から評価されるより、悩んで、闘って、励まし合う中で得た絆が宝物になりました。1年2カ月支えてもらったように、誰かを支えられるような役者になって、また皆さんの前に堂々と立てたらいい」と語った。

 会場には伊勢谷友介、東出昌大ら共演者が駆けつけた。最終回は12月13日に放送される。