東野圭吾の原作を映画化した「天空の蜂」(堤幸彦監督)では、原発の存在を問うためにテロを画策する真犯人を演じ、「日本のいちばん長い日」(原田真人監督)では、昭和天皇という難役に挑んだ。
本木は「先日50歳になりまして、華々しいスタートをうれしく思います」。映画に初めて出演したのが、昭和天皇が崩御した年に撮影した「226」(89年、五社英雄監督)だった。「時を経て、昭和天皇を演じるとは夢にも思わなかった」と感慨深げ。「15歳でこの業界に入り、学校もろくに行かず、狭い世界で育ってきた。作品を通して勉強させていただき、映画の世界、この業界に育てていただいた」と話した。
「日本のいちばん長い日」は、石原裕次郎賞にも輝いている。この日は、シャツやネクタイに、裕次郎さんの愛した海のブルーをあしらった。「この世界でまだまだ飛躍できるよう、大海原にこぎ出しすつもりで、自分なりの航海を続けていけたら」。
表彰盾は、昨年「紙の月」などで同賞を受賞した池松壮亮から贈られた。池松は「『世界でいちばん長い日』を見て、こんなことされたら誰も敵わないなと思った。僕も負けないように頑張りたい。これからも、いい背中を見せていただきたい」と祝福。花束は、「天空の蜂」で共演した永瀬匡から贈られた。



