映画「64ーロクヨンー後編」(瀬々敬久監督)が11日公開され、都内の劇場で佐藤浩市(55)らメーンキャスト12人が舞台あいさつした。
最年長の三浦友和(64)から「200媒体の取材を受け、全国で14回も舞台あいさつした浩市さんはホントに偉い」とたたえられ、瑛太(33)ら後輩からも「浩市さんの背中を見られたから頑張れました」と立てられた主演の佐藤はすっかり照れ気味。
「たいした背中じゃありません。だいぶ丸みが増しましたが」と笑いを誘った後「後編を撮り終わったところで頂上に着いたと思ったけど、雲海で何も見えない感じだった。今日、ここでお客さんの顔を見られて、やっと雲が晴れた気がします」と胸の内を明かした。
1カ月前に公開された前編が興行ランク5位をキープするヒット中。この日の「後編」を上映した劇場も満員で、前後編の同時ベスト10入りは間違いなさそうだ。
一方、小説とは違った幕切れに原作者の横山秀夫氏は複雑な表情。「続編を書こうと思ったら、違うことになって困った。映画に乗っ取られた感じ。(ヒットの)ほとぼりが冷めたら、さりげなく書き始めます」とのこと。舞台上での発言に館内から「明日から書いて!」と声援が飛び、思わず苦笑するひと幕もあった。



