俳優大野拓朗(27)が3日、都内で、主演するNHKBSプレミアム「ラスト・アタック~引き裂かれた島の記憶」(15日午後9時)の会見に共演の竹中直人(60)と出席し、「大変だった」と号泣した。
1945年の沖縄戦の最中、撃墜されて漂流し、離島の島民に救出された日本の将校が、生きてていいのかと悩みながら、島民や米兵と触れ合う姿を、実話をもとに描く。
将校を演じた大野は「あらためて思うのは大変だったなと。当時、みんなが悩んで、前を向こうとして一生懸命に生きていた」と語ると声を詰まらせた。演じるにあたり「沖縄でずっと悩んでいました。生きてていいのかなとか、守るとは何かと」と、主人公の悩みや葛藤が乗り移ったような状態となり、つらかったという。大野は「それがこうやって作品になって完成したのを見ると本当に」と語ると感極まって涙を流した。さらに「終戦記念日に放送される壮大な人間ドラマで、主演をやらせていただいて光栄で幸せです。でもつらかったな」と語った。
また、役作りのため頭髪を丸刈りにした。「中学時代以来です。こっちの方が格好いいと言われてラッキーです」と語った。
一方、島民を演じた竹中は「僕は沖縄に遊びに行ったような感じでした。ロマンチックですっげえ楽しかった」と大野とは対照的に笑顔を見せた。



