女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の27日の平均視聴率が20・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は5月13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 27日は、落ち込むみね子(有村架純)の様子で、父親の失踪を知ったあかね荘の面々。早苗(シシド・カフカ)からなぜだまっていたのかと責められ、みね子は「かわいそうな子」と思われたくなかったと明かす。そしてこれまでのことをすべて話して聞かせる。次の日、すずふり亭のみね子宛てに、茨城の宗男(峯田和伸)から電報が届く、という内容だった。