女優の有村架純(24)の姉でグラビアアイドルの有村藍里(26)が、“架純の姉”だと報じられた当時を振り返り、人間不信に陥っていたことを明かした。

 藍里は28日にブログを更新し、自身のこれまでの芸能活動を振り返った。16歳の時に「内向的な自分を変えたい」「殻を破ってみたい」という思いから飛び込んだ芸能界。しかし人間関係がうまくいかず「変われるどころがどんどん殻は分厚くなっていきました。ああ、人前に出るお仕事向いてないなあ。って思うことばかりでした」という。

 鬱々(うつうつ)とした日々が続くも芸能界を辞めようとは考えずに励んでいたが、2年前に一部スポーツ紙に妹・架純との関係が報じられ、「それはもうパニックでした。人間不信に陥って、外に出るのも怖くなって、私は私のままなのに環境の全てが世間の目が変わってしまったような恐怖でした。売名できる!やったー!なんて気持ちは微塵もありませんでした」と取り巻く環境の変化に困惑したという。

 知名度が上がり、仕事のオファーも増えたが、そのほとんどを断ってしまい、「そうしていると、どんどん誤解は生まれて噂話や嘘の話が広がって、どうしようもない気持ちが溢れていくばかりでした」と悪循環に陥ってしまっていたと明かした。

 転機となったのは先月26日に発売された写真集「i」(講談社)で、ヌードにも初挑戦。さらにかつての芸名「新井ゆうこ」から本名に戻し「なにもかも払拭して、覚悟を持って、怖いことなんてなにもない、全てのことに前向きに取り組みたいと思い始めてから一変した気がします」と藍里。「今まで逃げてばかりで出来なかったことを出来るようになるなんて、こんなに楽しい気持ちは初めて」と心境の変化をつづり、支えてくれるファンへの感謝とともに、「わたしはいまとってもしあわせです」とつづった。