女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の17日放送第14話の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第14話は、藤吉(松坂桃李)に手紙でウソをつかれていて、ショックを受けるてん(葵わかな)。藤吉を問い詰めると、芸人としての挫折を打ち明けられる。藤吉が米問屋の跡継ぎだということも発覚し、てんは恋をあきらめることを決意。そんな中、無断商売をしていたキース(大野拓朗)が追われ、藤吉らはてんとともに、藤岡屋の蔵に逃げ込む、という内容だった。