タレント哀川翔(56)と谷まりあ(22)が9日、都内で泉精器製作所が「イズミ」ブランドで製作するシェーバー(ひげそり器)の新製品発表会に出席した。60年の歴史を誇るイズミ精器製作所の新製品を手にした哀川は「60年間やるすごさは、感動しますね」と言いながら、ここ数日、鼻の下や顎に伸ばしたヒゲを剃った。谷は哀川の肌をなでながらチェック。「ツルツル翔さんになって、かっこいいです。(シェーバーは)男性にとってはマストのアイテムですね」と笑顔を見せた。

 今年を振り返り、哀川は「子供が5人いるんですけど、一番下の子が成人になったのがビッグニュース。成人になっちゃえば、こっちのもの(笑い)。あとは自分で生きていってくれという感じ」。そして「子育ては卒業したけど、孫が3人いるからね。カブトムシやザリガニ、釣りを教えないと」と笑った。谷は「お仕事でキューバに行けたのが一番。アメリカと国交回復したので、劇的に変わる前に行けてよかった」と話した。

 哀川は来月から来年3月まで、一昨年に上演されたミュージカル「ヘッヅ・アップ!」の再演に出演する。「歌って踊ってですけど、俺、デビューが歌って踊ってですから」と84年に「前略、道の上より」でシングルデビューしたパフォーマンスユニット、一世風靡セピアのメンバーだったことを強調。谷が「知らない」とあっけにとられると「メチャクチャ、かっこいいから検索してみて。時代が変わって、若い子がドンドン出て来るけど、刺激されて頑張っている」と話した。