女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の21日放送第44話の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第44話は、風鳥亭運営に参加することになった啄子(鈴木京香)は、客にうちわを配るなど、アイデアを駆使して集客につなげる。一方、てん(葵わかな)は、ひやしあめを客に売るアイデアを思いつく。そして、氷で冷やす斬新な売り方を発見し、冷え冷えのひやしあめ販売は大盛況となる、という内容だった。