シンガー・ソングライターのナオト・インティライミ(38)が23日、映画「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2」前編(加藤肇監督)の初日舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ新宿で行った。

 純粋に音楽を楽しむ心を取り戻したいと、原点回帰をするために、再び世界を旅する姿に密着した作品。今回は約半年で19カ国をめぐり、撮影時間は1000時間に及んだ。「オレ、旅をしただけなんだけど、本当に旅に出て良かった」と感慨深げな表情を見せた。

 旅を振り返る中で、携帯電話について触れた。「まだメインはガラケーなんだけど、iPhone(アイフォーン)ってすごいよね。動画、写真、ボイスメモが一気にできる。今は家にあって持ち歩いていないけど、旅に出て、こんなに便利なものってあるんだと思いました」と感心していた。後編は来年1月5日公開。