女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の28日放送第50話の平均視聴率が20・4%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第50話は、京都から風太(浜田岳)がやってくる。てん(葵わかな)は家に招待し、夕食を準備するが、藤吉(松坂桃李)が泥酔して帰ってきて夕食を台無しにしてしまう。風太は、激怒して家を飛び出す。翌日も、藤吉は息子の兜を買い忘れ、てんは心底呆れる、という内容だった。