肺腺がんで闘病中の「ET-KING」リーダー、いときん(38)が、8月の病気公表後初めて、地上波テレビに電話出演した。

 番組は、読売テレビ「音力-ONCHIKA-」(21日深夜2時9分=関西ローカル)で、同局が12日、発表した。

 同番組にはセンコウ(38)BUCCI(39)KLUTCH(39)DJ BOOBY(35)コシバKEN(37)と、いときん以外5人がそろって出演。毎回、ゲストの「やりたいこと」をかなえる企画番組で、今回は、5人が「いときんに、自分たちの頑張っている姿を見せたい」と希望した。

 いときんは8月に「ステージ4の肺腺がん」を公表し、ライブ活動を休止して治療に専念。それでも、今秋には、11月22日に配信された最新曲「こっちこい」や、来春予定のアルバムなど、レコーディングに参加。創作活動への意欲も継続している。

 メンバーによれば「最近は、よくラジオを聴いている」ことから、地元ラジオ局のFM OH!の協力も得て、5人はラジオに生出演して、リーダーへ奮闘のメッセージを送った。

 これに対し、いときんが電話を返し、その音声が今回の番組で放送される。

 グループは、再来年の結成20周年へ向けて、そのカウントダウンとなる第1歩目の全国ツアー「えびす巡業~出稼ぎ篇から」を、今月14日の仙台公演からスタートさせ、28日の大阪(Zeppなんば)まで、全国7カ所を回る予定。