「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(29)が、日本テレビ系で23日放送の特番「新曲歌いたいんですけど…」(午後11時59分)で、16年に世間を騒がせたベッキー(33)との不倫騒動の中で問題視された、前妻と離婚が成立していなかった16年の正月にベッキーを長崎の実家に連れて行った件を歌詞にした、即興ソングを作る羽目になった。

 番組は、MCの東野幸治(50)と加藤浩次(48)が、1999年(平11)にフジテレビ系で放送された「恋ボーイ恋ガール」以来、18年ぶりに共演。新曲を歌いたいアーティストがスタジオに登場し、東野と加藤が「新曲を聞きたい」と納得しなければ、新曲を歌わせてもらえない…という、トークバラエティーだ。

 1組目として登場した川谷は、初共演の加藤から「今日は全部吐き出して、今日で終わり! って、いうぐらいやっちゃおう! 」と“先制パンチ”を浴びた。トークでは、不倫騒動を受け、ベッキーが16年1月6日に会見を開き、謝罪した1週間後の同13日にリリースされたアルバムのタイトルが「両成敗」だった件に話が及んだ。当時は、世間から「(タイトルを)騒動にかけている」と、疑惑の目が向けられたものの、川谷は「アルバムのタイトルを付けたのは1年以上前で、もちろん、騒動の前」であると断言した。

 一方で「タイトルを付けると、現実にそうなっちゃうことがある…」とも告白。加藤から、すかさず「川谷くんの場合は、『両成敗』じゃないわ!  川谷くんは男だから、『7:3』ぐらいにしておいた方が…」と突っ込まれた。さらに東野と加藤からダブルで「ちゃんと言っておいた方がいい! 」とはやし立てられると、川谷は「両成敗ではなく、8:2で僕が悪いと思っているので…」と、言わされる始末だった。

 川谷はその後、東野と加藤から4つのキーワードをもらい、即興ソング作りにも挑戦したが、加藤の口からは「なぜ実家に行ったんだろう」という刺激的なキーワードが…。それでも、「曲作りが天才的に早い」と言われる川谷は10分ほどでバラードを完成させた。あと3つのキーワードは何か? 果たして、どんな曲になったのか…詳細は放送で明らかになる。

 ゲストアーティストとして、ゲスの極み乙女。のほかAKB48も出演する。東野と加藤は、音楽や歌番組のイメージが全くないが、実はかなりの音楽通であることを告白し「やっと、音楽番組のMCの話が来た!」と、大喜びしているという。