演劇・ミュージカル界最高峰「米トニー賞」を3度受賞したヒントン・バトル氏(61)が、吉本興業と組み、有望なダンサーを育成するプロジェクト「ヒントン・バトル ダンス・アカデミー(HBDA)」の公演「HBDA SHOWCASE 2018」が16日、大阪・YESシアターでスタートした。

 ブロードウェイ・ミュージカル・スターの育成を目指して、ヒントン氏が校長となって開校して1年。今公演は、その「1年の成果」を発揮するため、ヒントン氏が演出、振付、脚本を担当し、大阪の後は、東京でも予定されている。

 その初日、ヒントン氏の「エンジョイ!」のかけ声で開幕。生徒らは太鼓とコラボしたタップダンスや、チェロ、ピアノにあわせたモダン、クラシックバレエ調の踊りを披露。初日は、人気兄弟コンビ「ミキ」、矢野(矢野・兵動)もゲスト出演した。

 演目の合間には、ヒントン氏自らが舞台へ登場。ポップコーン売りや、清掃員、花屋さんにふんするなどし、客席をわかせた。

 同公演は17日午後2時からも同所で、4月13、14日には東京のニュー・ピア・ホールで行われる。