欅坂46の関連グループ、けやき坂46(ひらがなけやき)の初舞台の上演が決まったことが24日、分かった。

 舞台「あゆみ」が、4月20日から5月6日まで、東京・渋谷のアイア2・5シアタートーキョーで上演される。

 出演するのはけやき坂46の1期生11人と2期生9人を合わせた20人。「チームハーモニカ」と「チームカスタネット」の2チームに10人ずつ分かれ、チームごとに公演が上演されるダブルキャストとなる。4月20日の初回はチームハーモニカ、5月6日の千秋楽はチームカスタネットの公演となる予定だ。

 「あゆみ」は、10年に「わが星」で岸田国士戯曲賞を受賞した劇作家柴幸男氏の代表作。目には見えない時間の道を歩く「あゆみ」という女性の人生の物語を描く。歌や衣装替えはなく、舞台上のシンプルなセットのみで行われる。出演者が登場した後は出入りもなく、10人全員が舞台に立ち続ける。さらに、10人で1役(あゆみ)を演じるという異色の演出だ。

 チーム構成は、1期生と2期生の混合。「チームハーモニカ」は井口真緒、潮紗理菜、加藤史帆、斉藤京子、佐々木久美、高瀬愛奈、東村芽依、松田好花、宮田愛萌、渡辺美穂の平均年齢19・7歳のお姉さんチーム。「チームカスタネット」は柿崎芽実、影山優佳、佐々木美玲、高本彩花、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、浜岸ひよりと、平均年齢16・4歳の若いチームとなっている。