NHKが30日、来年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」の新たな出演者を発表した。ビートたけし(71)が演じる落語家古今亭志ん生の妻りんを池波志乃(63)が演じる。池波は志ん生の孫で、りんは祖母。実の祖母を演じることになる。

 池波は「思うところがあって20年近く休業していた女優をやらせていただく決意をしたのは、祖母の役だったから。35年前に演じていますが、若い時の祖母は私にとっても想像の人物でした。今回は今の私と同世代。そのころの『りん』は子供心にもはっきり覚えています。何よりも楽しみなのは、容姿以外はある意味そっくりな? 最高の志ん生であるビートたけしさんと共演できること。はなし家のおかみさんとして家族や弟子を下町で守ります」とコメントした。

 他に大隈重信役を平泉成、女性記者役で山本美月が出演するほか、武井壮、田口トモロヲ、宮崎美子、小沢征悦らが出演する。

 日本が初めて夏季五輪に参加した1912のストックホルム大会から64年の東京大会まで、日本の五輪の歴史を描く作品。金栗四三役の中村勘九郎と田畑政治を演じる阿部サダヲがリレー形式で主役を務める。また、志ん生が語る架空の落語を通じ、随所に志ん生の人生や当時の東京の街や人々の暮らしが盛り込まれる。