栄倉奈々(30)安田顕(44)が15日、都内で、ダブル主演映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(李闘士男監督、6月8日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

 同作は2010年、「Yahoo知恵袋」に投稿された伝説の質問のボーカロイド曲化、コミックエッセー化を経て今回、映画化された作品だ。

 安田は「まずタイトルから興味深いでしょう」といい、栄倉は「長いタイトルだなと思った」とほほ笑んだ。SNSからの映画化について、栄倉は「流れが現代っぽいですね」と話した。

 映画では夫婦役だが、「宣伝活動に入って距離が縮まった」という安田に、栄倉も「私もそう思います」と同意した。安田はまじめな表情で「とにかく死んだふりをしますので、撮影中はうんざりしていました」と告白。栄倉も「多分、うんざりしているんだろうなと感じていました」と本気とも冗談ともつかない表情で返した。「最後はうまくいきますので」とネタバレしそうになる安田に、「言わなくてもいいじゃないですか」と栄倉は笑いながら突っ込んだ。

 理想の夫婦像を聞かれると、「長生きをした上で、若干先に死にたい。幸せを感じて死にたい。残されるのは絶対に嫌です」と安田。栄倉は「いつまでも食卓を囲めるような夫婦がいいですね」とほほ笑んだ。

 この日、大谷亮平(37)野々すみ花(31)李監督(54)も登壇した。