女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)19日放送された第67話の平均視聴率が23・2%、大阪の地震の影響により2話続けて放送となった第68話の平均視聴率は20・8%(ともに関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は6月6日放送第57話で鈴愛が正人に突き飛ばされ失恋した回の21・9%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)が上京して2年がたちようやく、漫画家デビューを果した。20歳を過ぎた鈴愛は、裕子(清野菜名)と祝杯をあげた。後日、出版社から担当編集が読者アンケートを持ってあいさつに訪れた。見せてもらったアンケートをみた鈴愛は実家から来た組織票だったため焦った。他の所から来ていたアンケートもたくさんあり驚いた表情を見せた鈴愛に対し月刊ガーベラでの連載決定も伝えられた。その後、秋風(豊川悦司)らの援護射撃もあり、裕子もビッグイブニングでの連載も決定した。漫画家として歩み始めた鈴愛と裕子だったが、連載が始まると徐々にネームに困り苦戦する。そんな時、2人はともに支えあって構想を練り上げていった、という内容だった。