7日夜、ニューヨーク・ファッション・ウイークで開かれた米ハーパーズ・バザー誌主催のパーティーで、女性ラップ歌手同士が大げんか。警察も駆けつける騒ぎとなった。

以前から不仲説が流れていた2人だが、米ピープル誌電子版などによると、カーディ・B(25)がニッキー・ミナージュ(35)を怒鳴りつけ、手で身体を突いている間、2人は警備員らに完全に取り囲まれていたという。

ツイッターに投稿されたビデオには、カーディが「あんたをめちゃ苦茶にしてやる!」と叫びながら、靴を脱いでミナージュに投げつけようとする場面が映っているという。カーディの真っ赤なドルチェ&ガッバーナのドレスの後ろは破け、娘のカルチャー・キアリのことも叫んでいたらしい。

しかし、内部関係者によると、額にみみず腫れができていたのはカーディの方で、投げた靴が自分の顔に跳ね返った可能性もあるとしている。事件直後、カーディは警備員にエスコートされて会場を出たが、情報筋は、「彼女ははだしで、ドレスの後ろが破け、お尻が見えていた」と語っている。

2人の広報は同サイトの取材に応じていないが、目撃者は、「現場は最高にクレイジーだった。双方の取り巻きが、取り巻きに対抗する形になっていた」と語っている。

カーディはその後インスタグラムで、ミナージュが自分のキャリアを邪魔し、娘のカルチャーの悪口を言ったと暗示するメッセージを投稿。「私は一生懸命頑張って、ここまでやって来た。誰にもキャリアの邪魔はさせない!!!」と書いている。(ニューヨーク=鹿目直子)