沢村一樹(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事ゼロ」(木曜午後8時)の2月28日8回の平均視聴率が9・9%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。初めての一桁。

初回は14・7%の高視聴率を獲得。同局「科捜研の女」「遺留捜査」などを放送する「木曜ミステリー」枠の新シリーズ初回としても、過去最高を記録した。

20年間の記憶を失った京都府警の敏腕刑事、時矢歴彦(ときや・れきひこ)が難事件解決に挑む新作シリーズ。捜査のノウハウをなくしたことにより、斬新なアプローチで事件の真相をひもといていく。

共演は瀧本美織、寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけい、財前直見、武田鉄矢。

8話のゲストは、かとうかず子、小倉久寛。精密ガラスメーカーを定年退職したばかりの元専務、三宅鎮男が自宅で殺され、元部下の金戸直実(小倉)が逮捕される。金戸は時矢とバディを組む佐相智佳(瀧本)の実の父親だった。

時矢は捜査を外された智佳の代わりに福知市郎(寺島)と調べを進める。金戸によると、待ち合わせのスポーツバーに三宅は現れず、自宅を訪ねたところ、すでに殺されていたという。

事件の夜、スポーツバーは混雑しており、店員や客は金戸のことを覚えていなかった。アリバイが証明されなければ金戸は殺人罪で起訴され、娘の智佳も刑事を辞めなければならないだろう。時矢は智佳を助けるために奔走する。

そんな中、金戸は17年前に機密情報を流出させたとして会社から告発され、退職を余儀なくされていた過去があると判明する。そのため智佳の母で京都地検の公判検事、貴和子(かとう)とも離婚し、妻子と離れて暮らしてきたという。貴和子は冷徹な検事として有名で、金戸の無実を信じる時矢に対しても「先入観を持って捜査するな」と言い放つのだった。