村上春樹作、蜷川幸雄演出の舞台「海辺のカフカ」(21日~6月9日)の取材会が20日、東京・赤坂シアターで行われた。

15歳の少年(古畑新之)を主人公にした長編小説の舞台版。12年に初演され、今年2月にパリで上演された。岡本健一(49)は「パリは大変な盛り上がりで、カーテンコールで泣いている人もいた」、寺島しのぶ(46)は「初日には感動した。やって良かったと思った」。村上氏も観劇に訪れていたといい、岡本は「初めて台本にサインをもらった」と言えば、寺島は「東京でも来ていただければ」と熱望した。