ラジオのニッポン放送に初の女性社長が、誕生することが24日までに決まった。同社の檜原真紀常務が、16年に就任した岩崎正幸社長に替わって昇格する。岩崎社長は会長に就任、重村一会長は相談役に就任する。

檜原常務は85年にニッポン放送入社。フジテレビ、ニッポン放送、産経新聞などの社長を務めた羽佐間重彰元フジサンケイグループ代表(91)の秘書を務めた。

営業企画、イベント企画業務などを経て、インターネット放送などを担当。00年にBSデジタルラジオを立ち上げ、07年にはSuonoDolceを開局した。デジタル事業局長を経て常務に就任していた。6月の株主総会と取締役会で正式決定する。