夏木マリ(67)が演出を手がける舞台「ピノキオの終わり」(東京・世田谷パブリックシアター、20年6月3~7日)に土屋太鳳(24)が出演することが22日、分かった。

93年にスタートした「印象派」シリーズの舞台。童話をテーマにした作品としては「わたしたちの赤ずきん」「灰かぶりのシンデレラ」「不思議の国の白雪姫」に次ぐ第4弾になる。

夏木は、オーストラリア出身の歌手・シーアの「アライヴ」日本版ミュージックビデオで見せた土屋のダンスパフォーマンスに魅了され、数年間かけてラブコール。今回、ついに熱意が実った。

土屋は「子どもの頃から抱く『夏木マリという表現者』への憧れと畏怖。それが『マリさんという人』への尊敬に変わり、その尊敬が憧れと畏怖を加速させ、もっとマリさんを知りたい!と渇望して出会えた扉が『印象派』です。この稀有(けう)な世界に挑戦する資格があるのか自問しつつ、憧れと畏怖が沸点に達する瞬間にたどり着こうと思います」と意気込みを語っている。