ロックバンド、REBECCAが1989年(平元)に東京ドームで行ったライブを再編集した映像の上映会が23日、都内で行われた。

90年に販売されたビデオの映像鮮度をアップして音源をリミックス、曲数も10から全18曲にまとめた。

高校時代にREBECCAのコピーバンドを組んでいたタレント千秋(47)とバンドのドラマー小田原豊(56)のトークイベントに、ボーカルNOKKO(55)がサプライズで登場。千秋は感激して号泣しながら「NOKKOさんになりたくて芸能界に入ったのに、こうなっちゃった」と爆笑あいさつした。

NOKKOは、持ち味のハイトーンボイスと、縦横無尽に駆け回った当時のステージングについて「欲望と葛藤で混沌(こんとん)としていた。欲望のまま。ライブ後は筋肉痛だった」と振り返った。

そして、新映像が10月23日にブルーレイとDVDで発売されることに「映像は文句なしにきれいになっているし音もいい。すばらしい」とほめちぎった。

そして、85年に「ラブ イズ Cash」や「フレンズ」が大ヒットした当時について、「歌番組に出ても、しっくりくるところではなかった。葛藤していた」と告白。「今日、分かった。すべてが自分だった。これからも挙動不審のボーカリストであり続けると宣言します」と“NOKKO節”でファンに打ち明けて「令和の活動にも注目して」と笑顔で呼び掛けた。