宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は7日、4月12日まで上演を取りやめていた兵庫・宝塚大劇場の花組公演と、東京宝塚劇場の星組公演など、劇団の全公演について、期間を設けず「当面の間」、中止期間を延長すると発表した。

劇団は、すでに公演取りやめの延長を都度、発表していたが、新型コロナウイルスの感染拡大は依然として収まることはなく「その後の感染拡大の状況に加え、地方自治体の対応や政府の緊急事態宣言の発令などに鑑み、各公演の中止期間を、当面の間、延長させていただくことといたしました」と説明。「ご観劇を心待ちにしておられたお客様には深くおわび申し上げます」とした。

3月以降、公演の中止が続き、これまでの公演を中止にしてしまうのか、中止公演分も含めて今後の上演スケジュールを変更する可能性も考えられるか、現状では未確定。今後の公演予定について「新型コロナウイルスの感染拡大の状況や、政府・地方自治体の対応方針などを踏まえて、あらためて検討のうえ、近日中に宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします」としている。