内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長 2020」(木曜午後8時)の9日の初回視聴率が13・3%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

内藤がたたき上げの捜査一課長を演じる人気刑事ドラマの連ドラ最新作。金田明夫、ナイツ塙宣之らおなじみの面々の他、今シーズンは三吉彩花が捜査メンバーに加わる。

東京・山手線内で最も高い箱根山で新聞記者の小柴石輝の遺体が発見され、警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤)が現場に急行する。小柴は何者かに突き飛ばされ縁石で頭部を強打したようだったが、なぜか遺体の右手には黒い日傘が握られていた。

第1発見者の編集デスク・岡泰子によると、小柴はエープリルフールに掲載するフェイクニュースを執筆予定だったが、締め切りの深夜0時を過ぎても連絡がつかなかったという。朝になって、深夜1時に小柴から「記事のことで話がしたい。箱根山に来てほしい」とメールが入っていたことに気付き、念のために現場に向かったところ、遺体を見つけたという。泰子は通報する際、現場から走り去る女性を見たとも訴える。

新宿中央署に捜査本部を設置した大岩は、同署の新人、妹尾萩(三吉)らと捜査を開始する。そして小柴が死の直前、「新宿でマンモスの化石が発見された」というフェイクニュースを書き上げていたことを突き止める。