NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の25日に放送された第41回の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、早稲田の応援歌「紺碧の空」が完成し、自信を取り戻した裕一(窪田正孝)は、福島にいる鉄男(中村蒼)を呼び出した。そこに久志(山崎育三郎)も加わり、東京で一緒に曲を作ろうと誘った。しかし鉄男は今の仕事が手いっぱいだと告げ断った。裕一はわざわざ福島から来てもらったことを謝ると、鉄男は「東京には用事があった」と意味深に話した。コロンブスレコードでは廿日市から地方小唄の新曲を作るように言われた。そこに木枯がやって来てお祝いでカフェに誘われた。そして裕一はそこで働く希穂子(入山法子)と知り合った。一方、音(二階堂ふみ)は音楽学校で奮闘していた。そこで講師に来た双浦環(柴咲コウ)が次の記念公演の審査員で来ることを知った。2次選考が終わり、音と夏目千鶴子(小南満佑子)が最終選考に残り、審査した環は音に「今のままでは千鶴子に勝つのは難しい」と告げた、という内容だった。