元プロ野球選手清原和博氏(52)が、とんねるず石橋貴明(58)がメインパーソナリティーを務めるフジテレビ系「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0時25分)にゲスト出演することが2日、分かった。7日、14日と2週にわたって登場する。先月15日に4年の執行猶予(覚せい剤取締法違反)期間が満了して以降、初の地上波番組出演を果たす。石橋のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」の収録にも参加し、赤裸々なトークを展開した。

2人は15年7月の同局系「FNS27時間テレビ」内「とんねるずのみなさんのおかげでした」コーナー以来、約5年ぶりの共演。このほど都内で行われた「石橋、薪を焚べる」の収録冒頭、石橋から「今日は内角高めにビシビシ真っすぐ勝負ですよ。覚悟はいい?」と“先制攻撃”を受けつつ、清原氏は終始笑顔だった。執行猶予期間の心境や、息子との再会、甲子園への思いなどについて語った。

また、東京・六本木の焼き肉店「ユッチャン。」で行われた「貴ちゃんねるず」の撮影にも参加。留置場時代の経験談や、薬物依存の症状、家族とのエピソードなどを明かした。勝者が食事などの全金額を支払う「とんねるずの-」の人気コーナー、「男気じゃんけん」にも5年ぶりに挑戦。2時間以上にわたったトークや対決の様子は、同チャンネルで今月8日以降に順次、公開されるという。

収録中、石橋から「スーパースターだから。キヨさんならやってくれると俺は思ってる。どん底を味わった後にまた頑張る、っていうロールモデルになってほしい」とエールを送られた。清原氏は「執行猶予満了から間もないタイミングで、地上波の番組に出させていただけるとは思っていませんでした。タカさんにも、スタッフの方々にも、本当に感謝です」とコメント。「野球界にも貢献していきたいし、薬物依存で苦しんでいる方たちにも、希望を与えられる存在になりたい。いばらの道だとは思いますが、精いっぱい務めます」と話した。