日本テレビ系「24時間テレビ43」(8月22、23日放送)でメインパーソナリティーを務めるV6井ノ原快彦(44)、NEWS増田貴久(34)、Kis-My-Ft2北山宏光(34)、ジャニーズWEST重岡大毅(27)、King&Prince岸優太(24)が6日、都内で制作発表会見に出席した。

世代やグループを超えた形で選ばれた5人だが、こま犬とハトが描かれた同じデザインのTシャツで登場。それぞれの間がアクリル板で仕切られ、記者と中継でつなぐリモートで意気込みを語った。

最年長でリーダーの井ノ原は「この5人で何か仕事をすることはあまりなかった」と明かし「それぞれのリアルな気持ちでぶつかっていけたら」と話した。

副リーダーの増田は3回目のメインパーソナリティーとなる。今年のテーマである「動く」にかけて「どんな風に動いたら、もっともっと明るい明日が、未来が待っているんだろうということを、これから探して作っていけたら」。

北山、重岡、岸は初のメインパーソナリティー就任となる。北山は「まずこのような舞台に選ばれたということで本当にうれしく思っております。みんなで一緒に動く、うごめいていくそのピースの1つになれればいいなと思います」と喜びを語った。

「めちゃくちゃ緊張している」という重岡は「この5人というのも本当にない5人。ジャニーズファミリーの絆というかチーム感を感じている。井ノ原君がチームをまとめてくれる。そこに僕も何か、力になれたらいいなと工夫して動きだしたい」。

最年少の岸は「フレッシュな気持ちを忘れずに、24時間テレビでも出していけたらな。5人の共通点を見つけました。自分含めてみなさん笑顔がかわいい。映像でポジティブさを伝えられたら」。

グループ名を付けるとしたらと問われ、井ノ原はそれぞれのグループ内でのポジションも異なることなどをふまえ「アンバランスでいいんじゃないですかね」と笑いを交えて答えた。

吉無田剛総合プロデューサーは5人の起用理由について「(五輪・パラリンピックが開催予定だった)2020年という特別な年の24時間テレビというのを一緒に視聴者の目線で等身大でリアルな自分たちの言葉でしゃべられるメンバー。ぱっとみただけで愛されるメンバーと感じてオファーをさせていただいた」と明かした。年明けにオファーをしたといい、五輪・パラリンピックの熱狂を鑑みて、さまざまな年齢層から指示されるメンバーを選考したという。

今回のマラソン中止については「コロナ感染のリスクがありましたので、その時点で、ずっと続けてきたあの形でのマラソンはできないと」。そして「ネガティブに考えるのではなく新しい企画を作れないかと前向きになって、皆さんにお伝えできるものはまだ明確にはないですけど、チームになってそういった企画が成立するように。安全安心が担保できる見応えのあるワクワクする企画を考えようと思っております」と説明した。

会見には43回目の出演となる徳光和夫(79)、7年連続で総合司会を務める羽鳥慎一アナウンサー(49)、同局水卜麻美アナウンサー(33)も出席した。

「動く」をテーマにし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京・両国国技館で無観客で行われる。同所で対面募金は行わず、キャッシュレス募金を強化する。