「令和ライダー第2弾」となるテレビ朝日系「仮面ライダーセイバー」(9月6日開始、日曜午前9時)の記者発表が7月29日、都内で行われた。

平成ライダーシリーズ以降、若手俳優の登竜門と言われる。それもそのはず、オダギリジョー、佐藤健、菅田将暉、吉沢亮、福士蒼汰、竹内涼真…他にも多くの出身者が活躍中だ。今回出演するのは、主人公・仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎(24)をはじめ、山口貴也(23)劇団4ドル50セントの青木瞭(24)岡宏明(21)富樫慧士(19)、そしてヒロイン役はグラビアやモデルとして注目の川津明日香(20)だ。

いずれも今後が期待される面々だが、印象的だったのは、今回の出演を誰に伝えたいか? という質問に答えた時だった。

内藤は「おじいちゃん、おばあちゃんに。これまでは深夜作品が多くて、遅い時間に連絡をもらっていたので」。青木は「祖母が足が悪いんですけど、舞台出演が多いので、足を運んでもらうのが申し訳なかった。今回はテレビから頑張っている姿を見せたい」。演技初出演となる富樫は「弟が今受験を頑張っている。夢は諦めなかったらかなうと伝えたい」と、みな初々しく、家族思いな一面をのぞかせた。

これから、まずは子どもたちのヒーローとして活躍することはもちろん、母親世代のハートをギュッとつかみ、そしてそれぞれの家族も喜ばせてほしい。【大友陽平】