都内の自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)罪に問われた俳優伊勢谷友介被告(44)の判決公判(村田千香子裁判長)が22日、東京地裁で開かれ、懲役1年、執行猶予3年の判決が言い渡された。

伊勢谷被告は判決後にコメントを発表した。

本日、東京地方裁判所より判決が下されました。事実関係につきましては裁判の中で明らかになったとおりであり、私自身この判決を受け入れるとともに、このたびの私の身勝手な行動により、今まで私の活動に対して真摯(しんし)にご協力をいただいた皆様の信頼を裏切る結果となり、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心から深くおわび申し上げます。今後、同じ過ちを繰り返し犯すことのないよう、これからの人生を歩んでまいります。

今日まで私を支えてくださったファンの皆様、お取引先様、関係者の皆様には、改めて心からのおわびを申し上げるとともに、今までのご支援に対する感謝の気持ちを記させていただきます。

いま一度許される事があるならば、社会活動にいそしむ所存です。私が信念として持ち続けている「挫折禁止」の言葉の通り、自分の人生を諦めずに生きてゆきたいと考えております。

今後とも、私、伊勢谷友介へのご指導、ご鞭撻(べんたつ)の程、よろしくお願い申し上げます。(共同)