国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が、「第13回ベストマザー賞2021」の「政治部門」を受賞し、6日、都内で行われた受賞式に出席した。

現在9歳の長女を持つ1児の母。普段は鋭い指摘や辛口コメントで知られるが「子煩悩で世界一かわいいと思っています」とこの日はママの顔をのぞかせ「母親として至らないことは多々あれど、頑張ってきたことが頑張ったねと言われると報われる。エールを送っていただけることをうれしく思います」と笑顔を見せた。

長女からは「ポンコツ」っぷりを指摘されることもあるという。「労働時間も長いですし、夜にお酒を飲んでしまうと『ワインは2杯まで』と言われてます! 最初は1杯だったんですけど、交渉しました。酔っぱらってしまうと、すぐ寝てしまうので」と明かした。

コロナ禍での子育てについて聞かれ、昨年の緊急事態宣言時を振り返り「休校するまで2、3日の準備期間しかなくて、オフィスで即席学童みたいなことも始めて、最大で12~13人いました。国会議員の方も視察に来てもらって、母親の大変さや子どもたちの早く学校に行きたい声を聞いてもらいました」。

即席学童では、ヨーヨー釣りなどの遊びもしていたといい「私が凝るので、Amazonでのぼりも買ったんです。そうしたら散歩していた近所の子供が行きたいっていうくらいで」と意外な一面ものぞかせた。

同賞は、一般社団法人日本マザー協会が「ママの多様性、子育ての多様性」をテーマに、08年から開催。今回はほか、スポーツ部門を潮田玲子(37)、芸能部門を篠田麻里子(35)、文化部門を蛯原友里(41)、芸術部門を蜷川実花(48)、特別賞をタサン志麻さん(42)がそれぞれ受賞した。