女優今野杏南(32)が8日、都内で、オンラインリーディングプロジェクト「文芸エロス」の会見を行った。

「文芸エロス」は、気鋭の女優たちが手がける「小説」を、別の女優が朗読する様を配信するプロジェクト。

NHK大河ドラマ「麒麟が来る」や同連続ドラマ小説「エール」などの出演経験のある今野は「この話を頂いたときに、私のやってみたいものが詰まった作品だなと思いました。ぜひやりますとお答えしました。エロだけじゃないものがすごく詰まっている作品。文芸を学んでいる感じ」。グラビア活動も行うが「視覚的エロスと耳で感じる息遣いなどのエロス」との違いを説明した。

今野は、うえのやまさおりが手がけた「アムリタ」(22日配信)、只埜なつみ(29)の「発光する君」(11月6日配信)に出演する。

2作について「脚本が真逆くらい性質が違う。全然違う。『聞かせるエロス』はどちらの作品も、バッチリ。生々しいエロスと繊細なエロス」と見どころを語った。

自身も文筆業を行っており、「エロスな物語を書いて、しかも女の子に読んでいただくっていうのは、ぜひやってみたい。(自分が演じて)世界が広がったので」と脚本・演出にも意欲をみせた。