米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜午後9時)の16日放送の最終話の世帯平均視聴率が17・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが17日、分かった。個人視聴率は10・5%だった。

全10話の平均視聴率は、世帯16・5%、個人全体9・7%となり、今年放送された全民放連続ドラマの中で1位となった。

米倉はテレビ朝日を通じてコメントを発表。「2年ぶりに意を決して挑んだ今回の『ドクターX』で、戻ってこられたホームの温かさ、仲間の大切さ、現場の楽しさを改めて実感しました。撮影途中は自分自身もどうなってしまうんだろう、という位の困難にぶち当たることもありましたが、その度にキャスト・スタッフのみんなが私を救ってくれました。その壁を乗り越えて、こうして素晴らしい結果を頂いて本当に皆さんに感謝しています。最後まで見てくれてありがとう、楽しんでくれてありがとう!私たちも楽しめました!」と、感謝を伝えた。

毎分の最高視聴率は、世帯21・9%で、午後10時2分、米倉演じる未知子がすし屋で蜂須賀隆太郎(野村萬斎)を待っているシーン。個人は13・0%で、同10時1分、空港で未知子を待っていた蜂須賀が、未知子に似た人に思わず立ち上がるシーンだった。

各話の世帯平均視聴率は、第1話19・0%、第2話15・9%、第3話16・6%、第4話15・2%、第5話16・7%、第6話15・7%、第7話は14・9%、第8話15・5%、第9話は16・8%。