女優今田美桜(25)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(水曜午後10時)の第4話が4日、放送され、平均世帯視聴率が7・3%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・9%だった。

ここまで第1話の平均世帯視聴率は8・5%、第2話は8・1%、第3話は7・9%と推移している。

同作は深見じゅん氏の人気少女コミックを、30年ぶりに再ドラマ化。大手IT企業を舞台に、今田演じる型破りな新入社員の田中麻理鈴(マリリン)が、江口のりこ(41)演じる先輩社員から助言を受けつつ、がむしゃらに出世の階段を駆け上がっていく物語。

第4話では、麻理鈴(今田美桜)がマーケティング部に異動してから3カ月。「そろそろ出世したい…」ともくろむ麻理鈴は、峰岸(江口のりこ)の差し金で、「125周年プロジェクト」に参加することになった。プロジェクトのリーダーが小野忠(鈴木伸之)だと聞いた麻理鈴は表情を曇らせるが、周年プロジェクトが出世の登竜門だと知り、一気にやる気になる。

「125周年プロジェクト」では、小野の同期でエンジニア部の川端光(近藤春菜)が発案した企画が進行していた。世界的に有名なゲームデザイナー・鬼丸(冨永愛)とのコラボという川端念願の企画だが、小野がリーダーを務めることに違和感を抱く麻理鈴。しかし川端は、「男性がリーダーのほうがうまくいく」と麻理鈴を制する。

川端から、性別や年齢を設定しないアバターが自由に買い物をする空間を作成したいと説明を受けた鬼丸は、企画に前向きな姿勢を示す。そんな時、峰岸が地下の備品管理室から姿を消した…。