竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)の第3話が21日に放送され、平均世帯視聴率が7・0%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・8%だった。

自身を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に報復を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開店、店のスタッフと共に飲食業界のトップを目指す物語。韓国で大ブームとなり日本でも話題を呼んだ「梨泰院クラス」のリメーク作品。

第3話は…。

「二代目みやべ」が未成年に酒を提供していると何者かに通報され、宮部は、警察で取り調べを受けることに。内山亮太(中尾明慶)は、麻宮葵(平手友梨奈)や長屋龍二(鈴鹿央士)らにだまされたと警察官に訴えるが、宮部は、内山が未成年だと気づいて接客していたことを見抜き、責任を認めて2カ月の営業停止処分を受け入れた。

そんな中、長屋龍河(早乙女太一)が龍二の保護者として警察にやってきた。龍河は父の権力を振りかざし、宮部に恩着せがましく警察に穏便に済ませるよう伝えると、警察官はそれを受け入れようとする。宮部は我慢ならず「法律に従ってください」と訴えて警察署を後にした。

麻宮は足早に出て行く宮部を追い「このまま営業停止になっていいの?」と詰め寄る。そこへ再び龍河が現れ、宮部の父親をひき殺したのが自分だと耳元でささやき、怒りに震える宮部に「殴ってみろよ」と挑発。だが、宮部は「俺の信念と気合を見せつけてやる…楽しみに待ってろ」と言い残し、去っていった。

2人の話を聞いていた麻宮は過去の事件を調べ、また龍河が告げた内容と重ね合わせ、過去に宮部に何があったのかを悟った。

ある日、大学生になった麻宮は友達の誘いで合コンに参加した。周りが酔いつぶれる中、帰ろうとする麻宮を1人の男が後を追ってしつこく誘ってきたため、麻宮は男をさげすみ、おごってもらった分のお金を渡して去ろうとして男に頬を殴られる。仕返しに男に背負い投げを見舞った麻宮は、怒った男に六本木の街で追われた。