有村架純と中村倫也がダブル主演するTBS系連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(金曜午後10時)最終話が16日、放送され、平均世帯視聴率が8・0%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・4%だった。

第1話は6・9%、第2話は6・9%、第3話は6・8%、第4話は8・4%、第5話は7・4%、第6話は7・5%、第7話は7・0%、第8話は7・0%、第9話は7・1%だった。

同作は、司法試験に4度落ちた東大卒のパラリーガル・石子(有村)と、1度で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男(中村)のコンビが珍トラブルに挑む物語。

最終話で、綿郎(さだまさし)が「何日か出かけてくる」とメッセージを残し、連絡が取れなくなった。一方、警察は拓(望月歩)が殺人事件の現場で見たという「もう1人」の人物を捜していたが、手掛かりがつかめなかった。

そんな中、石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は、綾(山本未來)と高岡(森下能幸)が巻き込まれた不動産投資詐欺と、綿郎が追っていた不動産投資詐欺事件に共通点が多いと気が付いた。同一グループの犯行ではないかと考えた石子と羽男は、共同で訴えることを高岡と綾に提案。大庭(赤楚衛二)も手伝い、法律事務所一丸となって証拠集めに奔走し、訴訟の準備を進めた。

そして口頭弁論当日、羽男が法廷で顔を合わせたのは裁判官の父・泰助(イッセー尾形)だった。