お笑いコンビ・モグライダーが、不動産情報サービス「アットホーム」の企画で、早朝から夕方にかけて1日で93本の漫才を披露、撮影する“荒行”にチャレンジした。
「北斎のお部屋探し九十三景 by at home」と題して、ともしげ(40)が、生涯で93回も引っ越した逸話を持つ江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎に扮(ふん)して、現代の部屋探しのようすを北斎風のイラストとショート漫才で、面白おかしく表現した。
ともしげと、相方の芝大輔(39)は「こんな撮影したことがない!」と言いながらも、現場に入った。次の瞬間「全部頑張ってやりますよ!! みなさんの人生がかかっているので! 1分1秒を大切に!」と意気込み早速、現場に笑いを起こした。
2人は撮影が始まると、次々にネタを披露したものの、過去に例のない93本のネタを一気に撮影するチャレンジに、中盤になると、さすがに疲労の色が…。特に、ボケ担当のともしげはセリフが多く、途中でかんでしまったり、ネタ同士が頭の中で混ざってしまったりとNGを連発した。
一方、相方の芝はネタだけでなく、ともしげのミスに、すかさずツッコミを入れた。「ああ~!」と頭を抱える、ともしげを、すかさずフォローする芝。「あと10本!頑張るしかない!」と気合を入れながらも、互いにフォローし合い、撮影に臨む様子に現場は笑いに包まれた。
ともしげは全ての撮影を終えると、思わず腕を上げて「やー! お疲れさまでした!」と叫んだ。芝も「葛飾北斎が93回も引っ越すから…でも、ようやくたどり着きました!」と達成感を口にした。その上で「1回の撮影でスラスラ言えるネタもあれば、何回撮ってもうまく言えないネタもあって、合う合わないがあるんだと思いました」と、ともしげの様子を振り返って笑った。ともしげは「横文字がちょっとなあ…あと朝早いから眠かったです」と本音を漏らした。
2人は撮影後、取材に応じた。
--CM撮影で93本のショート漫才をした感想
芝 93本のネタを一気にすることは今後ないと思うので、一生に1回、一生懸命やろうと思いました。でも、さすがにちょっと、途中で耳がキーンとなった瞬間はありました(笑い)それでも何とか集中力を切らさずにできました。
ともしげ ミスをしてしまう場面も多かったですが、「いいね!これ使おうか!」と現場が温かかったので、ありがたかったです。ボケた時の顔が分からなくて口をとがらせてみましたが、合ってましたかね(笑い)
--これまでに何回、引っ越ししたか?
芝 東京に出てきて20年たちますが3~4回かな。
ともしげ 僕は2回、実家を出たのを入れると3回ですね。それこそ中には今回のネタに似た物件もありました! すごく狭くて、テレビを置いたら自分のスペースがなくなってしまって(笑い)テレビに出ることが目標だったので、とにかく、でかいテレビを買ってたんです。
芝 あの部屋は休まらなかったね(笑い)
--引っ越しにまつわるエピソードは
芝 2人とも結婚しているので、奥さんと初めて2人で住んだ家には思い入れがありますよね。
ともしげ 特に芝くんは昔、すごく狭い家で奥さんと子供と暮らしていたイメージ。
芝 そうそう。それこそ、2022年の春に2人目も生まれたので、広めのお部屋に引っ越しました! 昨年は引越しについて考えた1年でした。
--初めての1人暮らしの思い出
ともしげ 料理が好きだけどキッチンが狭くて、せっかく作った料理をベッドで食べていました。芝くんが来た時、ベッドでスイカを食べようとしたら怒られた(笑い)
芝 違う、違う(笑い)食べようとしたんじゃなくて、ベッドでスイカを切ろうとしたんだよ(笑い)
ともしげ 今はキッチンが広いのでうれしいです。
芝 僕は当時、大家さんが優しくて、雨の日は洗濯物を屋根の下に移動してくれました。東京に初めて来て1人だったので、とてもうれしかったです。
--2023年の目標は
ともしげ もっともっといい物件に引っ越せるように、頑張りたいです!
芝 やっと人並みの暮らしができるようになったので、もうちょっと欲を出してマイホームやマイカーの夢を見続けたいです。



