2月14日に肺動脈血栓で62歳の若さで急逝した、東映元社長の手塚治さんのお別れの会が5日、都内で開かれた。
手塚さんが最初にプロデューサーとして制作に関わった、フジテレビ系「スケバン刑事」シリーズに主演した斉藤由貴(56)が参列し、東映を通じてコメントを発表した。
「『スケバン刑事』という作品で初めてお会いしました。最後の最後までテレビのプロデューサーというよりご本人が俳優さんのような、少年っぽさをずっとお持ちの可愛らしい方っていう印象でした。今、こうしてご遺影を見上げて、素晴らしい人生だったんじゃないのかなと思うんです。自分の好きな仕事をやって、自分が創造した様々な作品、世界を作り上げて、そこのトップに登って、色々な現場を動かし、夢を持ち、駆け上がり、駆け抜けて。もちろん、短かったです。でも、私は、素晴らしい人生だったなと思って、『ほんとに良かったです、素晴らしい人生でしたね』って献花をしながら、心の中で申し上げました」
手塚さんは千葉県出身で、1983年(昭58)に青学大文学部卒業後、東映に入社。ドラマプロデューサーとしてテレビ朝日系「科捜研の女」シリーズを手がけ、20年6月に社長に就任。21年6月に病気療養を要するため、当時の多田憲之相談役(73)が会長に就任し、その後は療養しながら業務を続けた。東映は22年に年間興行収入325億6366万570円と史上最高を記録し、手塚さんは1月31日に都内で行われた日本映画製作者連盟(映連)新年発表会で「今後も魅力ある作品を発表する」と意欲を見せたばかりだった。



