ジャニーズ事務所は7日、創業者のジャニー喜多川氏(19年に死去)による性加害問題をめぐり都内で会見を開いた。ジャニー喜多川氏による性加害の事実を事務所として認め、東山紀之(56)が新社長に就任し、藤島ジュリー景子前社長(57)は当面、取締役にとどまる。

質疑応答で、東山は他の所属タレントが要職に就くかとの質問が出た。東山は「他のタレントが入ることはない」と断言した。会見には、ジャニーズJr.の育成、プロデュースなどを手がけるグループ会社「株式会社ジャニーズアイランド」の社長を務める井ノ原快彦(47)も同席しており、井ノ原の副社長就任の可能性を問う質問も出たが、東山は「井ノ原は、あくまでもアイランドの社長」と否定した。また取締役にとどまるジュリー氏及び、5日に辞任した白波瀬傑前副社長ら旧体制の副社長就任の可能性についても「藤島は(被害者への)補償ということで…変わっていきます。10月1日に新体制が出るので、そこで発表できれば」と役員の刷新を重ねて強調した。

社長を受けた経緯については「僕に話があったのは8月。藤島が苦労していたので、一晩考え、受けました。ただ、やはり…僕も非常に悩みましたし、ただやっぱり出来る、出来ないではなく、やるかやらないか。運命と思って引き受けることにしました」と語った。

今年に入り、自身のファンクラブを立ち上げ、10月8日からは主演舞台「チョコレートドーナツ」(東京・渋谷PARCO劇場ほか)の再演が控えており、12月にはファンに向けてのディナーショーの開催も予定されていた。その中、10月1日からの新体制始動を受け「舞台を降りるのは、たくさんの方にご迷惑をおかけする。ファンクラブも立ち上げた…ごあいさつしたい。実際には来年から動く。ただ、世間の皆さまにご迷惑を掛けた。被害を受けた方がたくさんいる。補償をしなければいけない。人生を賭けている。亡くなったとはいえ、誰かが引き継がなければいけないと、ずっと考えていた。僕の使命ではないか、という思いが強くあった」と引退に踏み切った思いを語った。

誰かに相談したか? と聞かれると「誰にも相談せず、1人で考え1人で結論を出しました」と答えた。

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