ジャニーズ事務所は7日、創業者のジャニー喜多川氏(19年に死去)による性加害問題をめぐり都内で会見を開いた。ジャニー喜多川氏による性加害の事実を事務所として認め、東山紀之(56)が新社長に就任し、藤島ジュリー景子前社長(57)は当面、取締役にとどまる。
8月29日に外部専門家による再発防止特別チームが会見を行い、ジャニー氏の長年にわたる性加害を事実と認定。座長の林眞琴前検事総長は問題の背景として1962年(昭37)の創業からジャニー氏、ジャニー氏の姉の藤島メリー泰子元名誉会長(21年死去)、めいのジュリー氏と続く「同族経営」の弊害を指摘した。
報告書では、ジャニー氏の性加害を受け入れれば優遇、受けなければ冷遇とも指摘していた。ジュリー氏は「ご指摘いただいたことに関しては真摯(しんし)に受け止めたいですが、タレントの頑張っている姿を見てきたところによりますと、並々ならぬ努力をしてファンが認め、応援してくれ、その地位に就く。だから(性加害を受け入れたから)センターで、それでデビューした…ジュニアの成長に100%関わっていないので断言できないが、デビューした後の子を担当すると、努力をしないで、人気のある子はいない」と訴えた。
東山は「喜多川氏が、そこ(ジュニア)を担当したので、そう感じた人はいると思う。僕がジュニアの時はなかった。ファンの方に選んでいただく。(性加害を受け入れたから)センターということはない」と語った。井ノ原も「僕らの時は、ひがみみたいのがあったかも知れないけど、先に進んだ人に、うわさがたったことはあったが、優遇されて生き残っていけるかは、長い年月をやれば分かると思うが努力は必要」と続いた。
ジャニー氏の性加害を受けると、仕事が増えるとの声もあるが? との質問も出た。井ノ原は「そういうことを言う人がいるってことですよね…センターであるべき人がセンター。優遇、冷遇を感じさせずやっていきたいファンの方は、いろいろ見てくれている。場所じゃない。輝き、熱量を感じてくれていると思う。どんな子も輝きはある」と力を込めた。



