カンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「転職の魔王様」(月曜午後10時)にヒロイン役で出演中の女優小芝風花(26)がコメントを寄せた。同作は成田凌(29)が主演、18日に第10話が放送される。
同局系初主演の成田が演じる“最恐毒舌”キャリアアドバイザー来栖嵐(くるす・あらし)は、左足が不自由でつえを突いている。求職者の心をへし折るような毒舌を放つため「転職の魔王様」という異名を持つ。仕事や生き方への悩みを痛烈な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。小芝はヒロイン役の未谷千晴(ひつじたに・ちはる)を演じる。成田と小芝とは初共演となる。原作は額賀澪氏の同名小説。
最終回まで残り2話となった「転職の魔王様」。今夜の放送では、これまで少しずつ明かされてきた来栖と千晴の知られざる過去が明らかになる。千晴が「シェパードキャリア」に来る前、ある雨の日の出来事…。同社の看板猫・タピオカがつないだ2人の出会いとは。
今回の見どころの1つは、「シェパードキャリア」の大阪支社設立を機に来栖から独り立ちした千晴が、1人で求職者と向き合うところ。“魔王”を見返すと、やる気をみなぎらせる千晴だったが、求職者の矢吹健一(高橋光臣)が転職を家族に内緒にしていたことから雲行きは徐々に怪しくなり、夫が転職活動をしているなど知るよしもなかった妻の怒りの矛先は、担当アドバイザーである千晴にも向かってくる。果たして、求職者一家の思わぬトラブルに巻き込まれた千晴は、このピンチをどう乗り切るのか。そして、そんな千晴の窮地に来栖は…。
前職では人の顔色ばかりうかがい、千晴にはいつの間にか社畜体質が染みついていた。“魔王”来栖と出会い、毒舌ながらも、その本質をついた言葉の数々で、少しずつ自分のホンネと向き合えるように。自分の意志でキャリアアドバイザーの道を選び、仲間とともにさまざまな求職者を導いてきた。
そんな千晴の集大成ともいえる姿を描いた第10話の放送を前に、成長する千晴をここまで演じてきた小芝風花に、今の心境を聞いた。
▼小芝風花コメント
-前クール「波よ聞いてくれ」のミナレ役とのギャップ、小芝の演技の幅に驚きと楽しみが
「そうですね。そういう声を一番多くいただいております。千晴は、前クールで演じたミナレと正反対のタイプなので…『あ、同じ人だったんだ』っていうのは、よく言っていただきますね。とてもありがたいです。あとは、『転職の魔王様』の放送が進むにつれて、千晴が少しずつ明るくなって、少しずつ成長しているとか、来栖とのコンビ感含め、細かい変化に気付いてくださる声もいただいて、ドラマを楽しんでいただけているんだなとうれしく思います。ありがとうございます」
-印象的な放送回、ゲスト出演
「やっぱり、マモさん(宮野真守)ですね(笑い)。いろんな意味で強烈でした。普段、バラエティー番組でご一緒させていただいている人と、ドラマの現場でご一緒できるのが、まずうれしかったです。あとは、八王子というキャラクターが強くて…(笑い)。マモさんご本人もとても明るい方なので、現場がめちゃくちゃ楽しかったです。撮影中、スタッフもキャストもみんなずっと笑っていましたね。すごく印象に残っています」
-千晴を演じてみて
「台本上でみると、千晴が急に人との距離が近くなると感じることがあって。仲間の一員となり、仲良くなっているという表現だとは思うのですが、急になれなれしくなったり、少しキツめに感じたりするときは、そのちょっとしたセリフのニュアンスに気をつけました。千晴の良さは、とにかく真っすぐで、人に対して親切でまじめだと思うので、千晴らしさは崩さないように、監督と相談しながら、セリフのニュアンスを調整したりしていました。例えば、彼女ならこのワード、この言い回しは、この段階では言わないんじゃないかなとか。前半で少しずつ積みあがった来栖さんとの関係性、距離が少しずつ縮まっていって、それがドラマ後半につながっていくように意識しました」
-23年も半分過ぎ、どんな日々だった
「一言でいうと…どとう。どとうでしたが、一番は、お芝居を頑張りたいと思っていて、また、明るい役だけはなく、いろんな役柄に挑戦して、演技の幅を広げたいと思っていたので、そういう意味では今年は本当にありがたかったです。まず、交通課の警察官の役を演じて、『波よ聞いてくれ』で爆発して、また今度は『転職の魔王様』で、正反対の自分に自信がない千晴と…、いろんな役柄を演じることができて、ありがたい年でしたね。お芝居が好きなので、役をいただいて、その役について考えたり、現場で演じられるというのは、ありがたいなと思った日々でした」
-第10話の見どころについて
「10話は、『家族にとっての転職』というのが、大きなテーマだなと思います。転職して喜ばせたい、驚かせたいという思いがあっても、生活を共にする家族に内緒にしていいものではない。“転職”は、人生の大きな決断であり、分かれ道なので、特に家族がいる場合、自分1人の問題じゃない。確かにそうだなって再認識した回でもありました。また、千晴にとってすごく大きな試練の回です。これまでいろんな求職者が登場しましたが、今までとはまた違った求職者の悩みや葛藤が描かれています。また、嵐と千晴、2人の出会いも明かされますので、ぜひ注目していただけたらうれしいです」



