先日、女優関水渚(25)を取材した。明るくエネルギッシュで、取材中も天真らんまんだった。意外な幼少期時代、芸能界入りを説得した日々の両親とのエピソードもたっぷり語ってくれた。

意外にも、幼少期は人と関わらない「難しい性格で幼稚園にも行きたくない病だった」という。

「小さい頃から繊細で、良く捉えると大人だった。意地悪を言う子に対して、落ち込むと言うより関わりたくないときっぱり思ってしまうタイプでした。“緊張して喉が通らない”を幼稚園生で経験しました。初めてのお弁当の日、その後数日間も食べられなくて。何も考えていないタイプではなかったので、両親は大変だったんじゃないかなと思います」。

小学生時代も常に悩みがある時期だったというが、そんな関水は中学生の時にテレビで見た「石原さとみさんの100点満点の笑顔」に心打たれた。そこから、芸能界を志し、両親を説得する日々を送った。

「高校卒業してからじゃ遅いと思って、日々説得していました。『大人になってからじゃ遅いんです』って何度も言いました」。

所属事務所・ホリプロにもこだわった。「さとみさんがいるし、なんかここだと思った」という。石原を見て役者になりたかったのか、芸能界に入りたいと思ったのか聞くと、少し考えて「いや…石原さとみさんになりたいですね(笑い)。私の将来の夢は『石原さとみさんみたいな人』になることでしたから」と笑わせた。

ちなみに、母は「そんなにうまくいくわけないでしょ!」と猛反対。自身は「うまくいくとしか思っていないので、お母さんは何言っちゃってんの? って感じでしたよ。けんか勃発してました」と振り返った。

一方で、お父さんには反対されなかったのか? と聞くと「あんまり反対していなかったかもしれなくて」とポツリ。「何でかと言うと、お父さん女優が好きなんですよ(笑い)。女優が好きだから母とよくもめてます。『この子、かわいいよね』と父が言えば、母が『誰にでも言うよね、そりゃ女優さんはかわいいでしょ』みたいな感じが家庭内で沸き起こるんですよね」。取材部屋が笑い声であふれた。

現在放送中のテレビ東京「ブラックガールズトーク」(月曜午後11時6分)では、注意の仕方までもかわいい、優しくて面倒見のいい性格の保育士役。MBS「彼女と彼氏の明るい未来」(木曜深夜0時59分)では超ネガティブな彼女を演じる。

また、フジテレビ「婚活1000本ノック」(水曜午後10時)では気持ちと計算で視聴者を笑わせる。主演のお笑いトリオ、3時のヒロイン、福田麻貴とは「エチュードが続いて、ずっとふざけて(笑い)。いかにふざけられるか、超楽しいです」と振り返った。

昨年は月9、大河ドラマに初出演し、今後の目標は「もっと売れたい」と即答。「すごくうまくいっているのかはわかりません。でも、ご飯は食べられているし良いのかなって」と謙遜するが、現在は引っ張りだこ。今期も3本のドラマ出演中だ。

さわやかな笑顔が印象的でありながらも、クセが強いキャラも細やかな演技で表現。それを淡々と、冷静に分析する姿も印象に残った。今後さらに見かける機会が増えていくだろうと感じる取材だった。【加藤理沙】