劇作家で演出家の鴻上尚史氏(65)が9日、X(旧ツイッター)を更新。自民党和歌山県連による”過激ダンスショー”問題について言及した。
和歌山県内で開かれた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会で、露出の多い衣装をまとった女性ダンサーによるショーがあったことなどを8日付の産経新聞が報道。参加者の中には、ダンサーに口移しでチップを渡す様子も確認されたとし、この会合に公費が含まれている可能性も指摘されている。
報道を受け、参加していた藤原崇青年局長、中曽根康隆・青年局長代理は8日、会合出席の責任を取る形で辞任届を提出し、受理された。自民党が発表した。またこの日、県連青年局長の川畑哲哉県議は和歌山市で記者団に対し、女性ダンサーを招いた理由について「多様性の重要性を問題提起しようと思った」などと釈明したことも、複数のメディアで報じられた。
鴻上氏はこの件について「『多様性』とは『なんでもあり』ということではありません。『多様性』とは、それまで支配的で主流だった文化や価値観に対して、『それ以外もある。それ以外のものを下に見たり、無視してはいけない』ということを主張するものです」と記述。
そして「『多様性のためにダンサーを呼んだ』というのは、『多様性』という言葉に対するよくある誤解です。男達がパーティーで、露出度の高いダンサーを呼ぶというのは、昭和までの主流の文化です。それを繰り返すことは、なんの『多様性』でもありません」と指摘した。



