福士蒼汰(30)と松本まりか(39)がダブル主演し、初共演した映画「湖の女たち」(大森立嗣監督、5月17日公開)のポスタービジュアルが14日、公開された。
福士は介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた件を追う刑事の濱中圭介、松本は取り調べを受ける介護士の豊田佳代を演じた。人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも殺人か…。事件が袋小路に入り込むにつれ、2人は刑事と容疑者という立場でありながら、抗えない関係に溺れる。人間の内なる欲望に目覚めるとともに、過去から隠蔽(いんぺい)されてきた恐るべき真実を引きずり出していく。
このたび、公開されたポスタービジュアルは、福士と松本が演じる圭介と佳代が「理屈では説明できない抗えない力」で引き寄せられ、溺れていく関係を表現するため、実際にプールに入り、水中で撮影して「湖の女たち」の作品性を俳優達自らが体現。まるで湖に沈んでいくように水中に漂う姿が印象的に映し出されている。
「湖の女たち」は、13年にモスクワ映画祭で審査員特別賞を受賞した「さよなら渓谷」同様、作家・吉田修一氏の小説を大森立嗣監督(53)が脚本まで手がけ、実写化。撮影は22年10月から23年2月にかけ、滋賀県の琵琶湖周辺を中心に行われた。福士は本格的なラブシーンにも初めて挑み「役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」と断言。松本も「強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはない」と強調している。
◆「湖の女たち」琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・濱中圭介(福士蒼汰)とベテランの伊佐美佑(浅野忠信)は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗(しつよう)な取り調べを行っていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・豊田佳代(松本まりか)へのゆがんだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田由季(福地桃子)は、この殺人事件と署が隠蔽(いんぺい)してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽(いんぺい)されてきた恐るべき真実だった。



