堺正章(78)高橋克典(60)らが所属する大手芸能事務所「ケイダッシュ」川村龍夫代表取締役会長の通夜が5日、東京・護国寺桂昌殿で営まれた。多数のタレントや関係者らが参列し、川村さんとの最後の夜を過ごした。

祭壇に掲げられた遺影の川村さんは笑顔を披露していた。同写真は2016年6月、浦安の三社祭でおみこしを担いだときの写真で、お気に入りの1枚だったようだ。

祭壇は白を基調にしたシンプルかつスタイリッシュな設えとした。花はダリア、バラ、胡蝶蘭を主体に、落ち着きがある中にも華やかさを感じさせた。通夜が始まるまでは、BGMにアントニオ猪木さんのテーマ曲「イノキボンバイエ」が流された。

午後6時から通夜が始まると、BGMは川村さんが関わったブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」やスパイダース「夕陽が泣いている」など、川村さんが好きだったフランク・シナトラ、トニー・ベレットの楽曲が流された。

川村さんは7月30日、出張先で逝去。84歳だった。同事務所は詳細を発表していないが、関係者によると、出張先の京都で亡くなった。同29日夜は元気な様子だったが翌日、ホテルのチェックアウト時間を過ぎても姿を見せなかったことからスタッフが確認すると、部屋で息を引き取っていたという。

川村さんは「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の前身となる「鹿内タカシとブルー・コメッツ」を結成してデビューしていた高校の同級生だった鹿内孝(84)のマネジャーを務め、同バンドを音楽業界のトップクラスに育てた。

その後、田辺エージェンシーで副社長を務め、堺、研ナオコ(72)らを後押し。また鹿内同様に、高校の同級生だった周防郁雄氏(84)が社長を務めた「バーニングプロダクション」の取締役も務めた。

93年にはケイダッシュを設立。同社には渡辺謙(65)も所属していた。日本と韓国で長年にわたり芸能界をけん引した功績が認められ22年10月、「第4回アジアコンテンツアワード」で生涯功労賞を受賞した。

ケイダッシュ川村龍夫会長通夜に岸部一徳、柴俊夫、小池栄子、和田アキ子ら/主な参列者